仮想通貨の利益ってどうやって計算するの?初心者が超基礎から調べてみた。

ともよです。最近仮想通貨の購入及びトレードにはまっています。この記事を執筆している今も相場が全体的に上がり、お祭りムードです。儲けが出るに従って気になってくるのは税金のこと。今回、仮想通貨にかかる税金について調べてみました。

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仮想通貨に税金はかかるの?

仮想通貨の売買で儲けた際に税金がどのようにかかってくるのか、法律の素人ながら色々調べてみました。

参考にした記事:

bitcoiner.link

investor-a.com

結果、まとめると以下の通り。

  • 仮想通貨の売買益→雑所得 or 譲渡所得に該当(※個人の場合)
  • 仮想通貨から円への交換で利益が発生した場合、課税対象になる
  • 仮想通貨Aから仮想通貨Bへの交換で利益が発生した場合も課税対象になる可能性あり

仮想通貨→仮想通貨への交換した時に課税されるかは、かなり重要と思います。多くのトレーダーが日本円に変えない限り、課税されないと見て、トレードしているように思います。

ちなみに私は仮想通貨から仮想通貨への交換でも早々に課税されようになるんじゃないかと思っています。こんな美味しいお金の山を税務署は見逃さないはずなので。

税金を支払わずに後日、税務署に指摘された場合、年約9%の延滞税もかかりますので、税金についてはきちんと把握して、適切なタイミングで払っておく必要があります。

とにかく現状の把握から始めよう

総資産の確認は毎日のようにしていると思いますが、その内いくらを税金として持っていかれるのかはあまり確認できていないのではないでしょうか。

まずは、計算から税金の計算から始めましょう。計算するにあたり、私が感じた疑問は、仮想通貨の仕入れ値の計算方法です。

例えば下記の例で、③の売却時利益はいくらと計算すれば良いでしょうか

 ①ビットコインを¥300000/1BTCで3BTC購入

 ②ビットコインを¥400000/1BTCで1BTC購入

 ③ビットコインを¥450000/1BTCで2BTC売却

この計算をするには移動平均法という手法で行うようです。まず①と②の取得平均単価を計算します。今回だと①と②の平均単価は¥325000なので、③の売却で発生した利益は¥250000となります。この¥250000に所得税と住民税がかかってきておおよそ3割くらいが税金として徴収されます(税率は個人ごと差あり)。

取得単価の計算については下記のサイトがすごく詳しくてかなり参考になりました。

mr-zeirishi.com

仮想通貨A→仮想通貨Bへ交換した時の利益は把握するのすら困難

ビットコインと日本円の間で売買している場合は取引所の出す取引履歴さえあればどうにか計算できるのですが、問題は仮想通貨Aから仮想通貨Bへ交換した時の利益計算です。前述の移動平均法で基本は良いのですが、交換時の仮想通貨Bの日本円での価格がわからないと計算できません。

これは現状取引所の取引履歴に載っていないので自力でどこからか取得するしかありません。各取引所は各仮想通貨の現在価格はAPIで取得できるような環境を整えていますが、過去の価格はAPIでも取得できません。

私は各取引所での正確な過去価格取得は諦めて、CryptoCompareという通貨比較サイトのAPIを使い、CryptoCompareが各取引所価格を集約して作った平均的な価格を取得して、計算しています。

仮想通貨の過去の価格取得方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。↓

仮想通貨の売却時(過去)価格を自動取得して確定申告に備える - 30歳からはじめる生きがい探し

まとめ

仮想通貨の税金計算方法について調べました。まだ、税務署の方針も固まっておらずなんとも言えませんが、各ケースで自分がどれだけ税金を払う必要があるのかは自衛のためにも事前に計算しておくべきなのではないでしょうか。