「AIが進化しても〇〇の仕事はなくならない!(ドヤッ)」に違和感を感じる理由

こんにちは、ともよです。世間では「人工知能やロボットが人の仕事を奪う」と言われて久しいです。世間では「単純作業はA.I.やロボットに取って変わられる」とか、「ロボットや人工知能の技術が発達してもやっぱり全部の仕事はなくならない」などいろんな議論がなされています。

そんな中で少し私が考えたことを今回は書きたいと思います。

「〇〇の仕事はA.I.が台頭してもなくならない(ドヤッ)」

結構ポジショントーク的なノリでこう主張されているのを見ることがあります。

でもこれって威張るようなことではないのではないかと私は思っています。

A.I.ができないことを威張るのではなく、基本はA.I.に全て任さられるようにすべきなのにできないのは怠慢のように感じてしまいます。

もし私が自分の仕事がしばらくはなくならないことを説明するならこんな感じで主張します。

  1. 「◯◯の仕事はA.I.が台頭してもなくならない(泣)」
  2. 「◯◯の仕事はA.I.が台頭してもなくならない(すみません)」

A.I.に奪われない仕事があるのであればその理由はこんな理由でしょう。

  1. 人間が非合理的な生き物であるから
  2. その仕事が定量的に説明できないものであるから

理由が1.なのであれば、私としては悲しいので、カッコ(泣)になるでしょうし、2.であるのであれば、カッコ(すみません)になります。

特に2.が理由なのであれば、自分の中でその仕事が一体どういうものなのか頭で理解できていないということなので、あまり威張れることではないように感じてしまいます。2.ができていないのであれば、そもそも新人の教育もできないですし、その人1人が生み出す価値のみで終わってしまいます。そのため、できるだけ感覚を知識や言語に変えていくことが重要と思っています。

自分の仕事はA.I.化できないと思っている人へ

まずは、とても理解力が低く育ってきた文化圏の異なる後輩が自分の下についたとして、どうやったら自分の仕事をやってもらえるか考えてみましょう。おそらくこの過程で今まで自分が感覚でやってきたことを整理できると思います。伝える相手の知能レベルをどんどん下げていって、子供レベルの相手にでも自分の仕事を伝えられるようなればしめたものです。このレベルまで到達すれば、A.I.にも教えられるようになるでしょう。 

まとめ

A.I.に仕事が奪われないということは自分の仕事が十分定量化できていないということですよというお話でした。A.I.に仕事が奪われたらそれはあなたがその仕事を頑張って定量化したことの証でもあるのです。